Q1、
入会するとどのようなサポートが受けられますか?
A、
囃子方については、定期講習会等を通して演奏技能が習熟できます。

柏ねぶたを支えるため基本的に練習会も無料で参加して頂けるよう支援いたします。
したがって、本番参加義務が生じますが、ぜひ習熟した技能を柏ねぶたでご披露して頂きたく思います。


Q2、
会費の項目に衣装のことが載っていますが、衣装に決まりがあるのでしょうか?
A、
原則、一般参加者と区別するために決められた衣装での参加をお願いしております。

【囃子】
「手ぬぐい・半纏・鯉口・腹掛・股引・帯・足袋・雪駄」
※ 紺または黒を基調としたものとします。

【扇子・運行管理】
「手ぬぐい・半纏・鯉口・腹掛・股引・帯・足袋・雪駄」
※ 扇子持ちとしてふさわしい色とします。

【曳手・運行】
曳手方①は「手ぬぐい・鯉口・腹掛・股引・直足袋」
曳手方②は「スタッフTシャツ・運動靴」
※ スカート、ジャージについては禁止とします。

【跳人】
跳人①は「手ぬぐい・花笠・浴衣・おこし・たすき・しごき・足袋・雪駄(草履)・(ガガシコ)」
※ 青森での正装とします。
跳人②は(一般参加者で浴衣の正装の無い方)「跳人用Tシャツ・運動靴」とする。
※ 化け人に関しては原則禁止とし、当会で検討いたします。
※ 観客の方のステージ前での跳人参加の場合は衣装規制を設けませんが、怪我・事故等にご注意ください。


Q3、
衣装その他の貸出はありますか?
A、
原則「柏ねぶた半纏」「太鼓」が貸出品となります。

それ以外の備品はご自身で準備して頂くことになります。
(会費は協賛費の500円ですが、それ以外の費用は別途自己負担ということになります。)

主に囃子方の場合、太鼓のバチ、笛、手振り鉦が自己負担になります。
※ 購入先が不明の場合にはご紹介いたします。
理由としては、それら備品は個人の趣向によるところが大きく、また、楽器についても練習等のために
自己所有することが望ましいためです。


Q4、
どなたでも参加できるとありますが、身体に障害がある者でも参加可能でしょうか?
A、
運行上支障のないよう介助者が付くなどすれば基本的には問題いありません。

仮に、練り歩き(パレード)が難しくてもステージ前での盛り上げなどに参加して頂くことが可能です。
個別対応いたしますので、ご相談いただければ幸いです。

尚、露出した部位にイレズミ・タトゥーがある方や反社会的勢力に関与している方は固く入会をお断りします。


Q5、
ねぶた関係の他の会に所属していますが、柏佞武多会に参加することは可能ですか?
A、
可能です(大いに歓迎です)。

尚、柏ねぶたを単なるイベントとしてではなく「柏のねぶた」ということを浸透させたい思いがございます。
跳人を除き、しばらくは運行及び囃子は他の会名の半纏を着用しての参加はご遠慮いただく予定です。

また過去に、柏ねぶた及び他の祭りでトラブルを起こした方は内容の是非を問わず、しばらく参加を
ご遠慮頂いております。よろしくご理解願います。


Q6、
柏佞武多会の仲間で課外活動は可能ですか?
A、
可能です。

当会は徒弟制の個人道場ではございませんので、当会の仲間同士の自主練習や他の祭りに個人として
参加することに制限を設けていません。
ただし、個人といえども柏佞武多会の一員であることを念頭に置いた活動をお願いいたします。
また、柏佞武多の半纏を着用しての外部イベントの参加は柏ねぶた運行委員会の許可が必要ですので
事前にご相談下さい。


Q7、
囃子の調べは様々あると思いますが、青森ねぶたのどの団体のものでも良いのでしょうか?
A、
囃子の種類については、まずは青森ねぶた正調囃子で統一したいと考えております。

もともと青森では様々な地域によって奏でられる囃子が異なっていることは存じておりますが、
当会では「初心者が最も取組み安い」という点で、囃子世話役(指南役)には正調で教授頂くよう
お願いしています。
初心者向けの練習会では正調初級の「進行」「休止」「戻り」の基本を学び、まずはその完成を目指します。
いずれは会員の上達の度合いや育成度合により、将来的には「連合囃子」などにも挑戦して行き、
「ころばし(笛の節回し)」や「二丁バチ」などなど、ねぶた囃子の演奏技能を深めて行きたいと考えております。

柏ねぶた運行委員会では「ねぶた囃子はこうであらねばならない」というこだわりは持っていません。
柏ねぶたはこれから参加者みなさんで作り上げて行く祭ですので、あまりこだわらず、参加者のみなさんが
全員楽しめるものを目指して行きたいと考えております。



Q8、
本場の青森では様々な運行団体・囃子会によってねぶた観が各々あると考えますが、そのあたりの調整はどのように考えていますか?
A、
この会は会員のみなさまで楽しみながら育てて行く会ですので原則自由ですが、
  あくまで青森ねぶたの会ですので、「青森ねぶた保存伝承の基準(青森ねぶた祭保存会制定)」を尊重し、
  「柏まつりの規模・風土に合わせたねぶた=柏ねぶた」を目指して行きます。

そのルールについては、会員のみなさんの意見を参考にしながら柏ねぶた運行委員会にて調整及び制定を
させて頂く予定です。

尚、委員会の顧問の五代目ねぶた名人の千葉作龍氏に伝承指導を頂いております。


Q9、
柏佞武多会の組織についてはどのように考えていますか?
A、
会長役員及び総会に代る意思決定機関として柏ねぶた運行委員会がその役割を担います。

皆様の取りまとめ役(世話役)として、委員会が指名する事務局員(皆様の推薦により選抜)と共に
具体的な行事内容を決めて参ります。

また、活動費用についても会費を積立てる方式での運営ではなく、事務局発信型の運営になります。
(会単独の運営では財政難であるため、頂いた500円は柏ねぶたの協賛金として納付して頂き、全額、
 柏駅西口五商店会連絡会の会計に入り、委員会が運営支出を判断します。)

尚、支出は会の共有財産(高額の財産)に対して援助されるものであり、柏までの交通費や飲食費、
半纏以外の被服費、手持ち楽器など個人所有がふさわしいものは自己負担となります。
(講習会についても同様です)

ただし、友好他団体や他イベントからの要請で、委員会が「柏の地域振興のために会として協力すべき」との
判断があった場合は、運行委員会等から交通費や飲食費などの代わりに会員に「日当(一律金額)」を助成します。
(この場合、会員皆様には参加強制は致しません。ご協力いただける方のみで結構です)。


組織については以下の通りです。